2022.4.3 樹脂製オーボエリード 2本目の調達とメンテ
以前に購入したsilversteinの樹脂製オーボエリードを半年ほど使ってみましたが、初心者が練習するには気軽に使えて便利なので、今後も持っておきたいという感想です。2本目を買うことで、リード個体のクセも分かるかもと思い、3月に追加調達してみました。
今回のは、糸巻部分が熱圧着チューブの仕様となって、PERTOモデルとして販売開始されたものです。
ネット購入のため、試奏なしでのチャレンジですが、鳴り具合は普通な感じの物が届きました。今回のは、吹き込んだ息でできる水がケーン部分の内壁に残りやすく、こまめにコルク側から吹き返して水を跳ね飛ばさないと、ビビリ音が出続けて困ります。
さらに困ったのは、3日目の使用時にケーン部分がコルクチューブからスポっと抜けたことです。一度抜けると、固定の位置が安定せず、安心して練習できません。もし次に買うことがあれば、糸巻タイプの方が信頼できそうなので、在庫をよく調べたいと思います。
1本1万円以上もするものを、抜けたくらいでお役御免にできるほどの余裕はありませんので、自己流で糸巻をして復活を試みました。上の写真では黄色の熱圧着チューブが残っている姿ですが、このあとカッターで念入りに取り外して金属部分との密着具合を調整し、針金で仮止めのうえ糸巻してみました。
家にあったのは裁縫用綿糸でした。粗さが素人作業の成果品であることを物語っています。青にしてみましたが、リードの全長を間違えて46mmで作ってしまい、42mmにやり直してす。青い糸が終わってしまったので、渋いこげ茶色での糸巻となりました。このとき付けていた針金は仮止めなので、糸の上に塗った接着剤が乾いたら外しました。仕上りの吹奏感は、練習用途には問題ないかと思っています。
2022.1.15 電子ピアノのボリューム部品交換
20年以上使っているうちの電子ピアノは、ボリューム調整部品の接触が悪く、ながらく触れるたびにガリガリと大きな雑音を発していましたが、病状がさらに進んで片方のスピカ―から音声が途絶えました。
対処するため、分解して部品の仕様を調べたところ、アルプスアルパイン製の10kΩ2連、移動量30mmの可変抵抗が適するものと思われました。
このような部品1個だけでもネット通販で選ぶことができ、DIY趣味者にはとてもありがたいことです。半田ごてを使って交換したところ、不具合が解消しました。
2021.9.19 先日購入したsilversteinの樹脂製リードですが、LowDより下がひっくり返ることが多く、唇の力加減が難しく感じてきました。購入時から放っておいた表面のささくれをきれいに削って変化を試したところ、それだけでも改善が感じられます。いろんな削り方で好みの鳴りにすることもできそうですが、単価が高いので、それにチャレンジする勇気がまだありません。
2021.8.29 アンビポリという形状記憶素材によるsilversteinブランドのオーボエ用樹脂製リードが、2021年8月に日本国内で販売開始されました。レビュー情報がまだ少ないですが、きまぐれで吹く程度の愛好家には都合がよい製品だと思い、さっそく調達して練習を開始してみました。
値段は15,000円くらいするので、決して安い商品ではありません。試奏もなしに通販で調達するのは不安でもありましたが、私にとってよく鳴る製品が届き、ほっとしました。耐久性にも期待してます。
コルク付きチューブに樹脂製ケーンが取り付けられている形状なので、従来のリードの見た目に似ており、チューブまで樹脂一体型のものより私の趣味に合っています。エステライヒ製というのもうれしい。
silverstain社のホームページには、次のような記載があります。
「アンビポリマーは吸水性能、形状記憶性能を持つ合成素材です。そのため初回使用時のみ、30秒ほど水に浸したあと5~15分程度吹き込んでください。リードが馴染み、演奏性能が向上してきます。それ以降は毎回水に浸すことなく、常に最良の状態が持続します。
」
リードの開きは狭く見えますが、けっこう息が通りやすくて、よく鳴っています。表面の削ってある部分にはささくれを立たせてあるようですが、繊維がないせいか、咥えたときの唇の滑りに関して、慣れが必要だと感じました。
2021.2.11 最近は、20年ほど物置で寝かしていたオーボエを引っ張り出して練習を再開。JDRを通じて購入したCABART。
JDRにいた職人さんが新宿にルボアという工房を開いていたことを昨年知り、全体調整をしていただきました。
水滴の除去には、私は大ハネではなくスワブを使いたい派で、新しいのを調達してみました。新旧ともにヤマハの製品ですが、ひもの先端の重りの形状がずいぶんと変わっていました。
旧:直線的な金属
新:ボールチェーン
いままでの直線的な金属重りタイプでひっかかって詰まった記憶はありません。変わらなくてもいいのにと思いつつ、新しいものを使ってみるのも楽しみの一つということで、、
数日の練習で、1回目の詰まりが発生しました。反対側から竹ひごで押し戻して復帰できましたが、スワブで怖い思いをしたのは初めてです。先端の玉の表面に微小ながらバリがあり、それが壁にひっかかって、後続がとぐろを巻くような感じで詰まり、身動きができくなったものと思われます。
先端の玉が内壁に引っかかるのを防ぐために、金属のヤスリでバリの部分を磨き、表面をなめらかに加工しました。その後、いまのところは再び詰まることなく過ぎています。
2019.3.17 作業の経過を紹介します。
30年ほど前、アコースティックギターをいとこから譲ってもらいました。国産のchakiです。実家にいたころは、たまには弾いていましたが、別の地域に暮らしてかれこれ20年以上、ギターは弦を張ったまま実家に放置しておりました。
今年になって、そのギターが使えないか調べてみようと思い、実家に行ったときに状況を確認したところ、ネックの付け根にヒビが入っていました。よく見ると、ヒビどころではなく、弦の張力で指板を順反りさせるような向きに、付け根を割り裂いている酷い状況でした。
写真は作業後の状態です。
ガラクタ同然と化していましたので、捨てるならばということで、回復を試みるため実家から引き取ってきました。
ネックジョイントの割れは、ボンドを注入してクランプで24時間固定し、さらに長いネジを通して連結させる処置としました。
(割れた部分の接合がズレたり、ネジ連結の画像が痛々しいので、この工程の写真は省略します)
付け根は辛うじて固定されましたが、12フレッド上の弦高が5mmはあろうかというくらい、出来上がり角度の精度が甘々でした。指板にトラスロッドが入っているようでしたが、工具を当てる末端の形状が特殊な形に見え、また、指板そのものが反ってはないようだったので、別の方法で弦高を低くすることとしました。
まずはブリッジサドルを削りましたが、この程度では全く効果ありませんでした。こうなれば、もう最後の手段としてブリッジを低く削り取ってしまいます。かんなを持ち出し、思い切って削りましたが、少し削ったくらいで成果がでる生易しい状態ではありませんでした。
既存のブリッジの表面にサドルの上端が来るくらいの深さが必要でした。下げたい分だけ、サドルの穴を掘る必要があるのですが、幅が細いので、ナイフ、彫刻刀、プラモデル用のヤスリなど、持てる道具を総動員でです。
ここまでして、ようやく人並みの身なりに近づきました。それでも弦高3㎜くらいあります。ブリッジピン部分から出た弦が、特に1弦と2弦は、ほぼ水平にサドルと接しているくらいの微妙なコンディションです。
元々人前での演奏などなく、この先もないと思えば、こんな散々な仕上がりでも、楽しくギターに触れ合って行けそうです。
音楽とは名ばかりに、クラシック音楽に興味を持って旅行してたころを紹介します。
長野オリンピック開催の時期、ウィーンに向けて出発しました。海外旅行は初めてで、飛行機も初搭乗です。
ウィーンの風景
ザルツブルクの風景
プラハの風景
未整理で写真がまだ埋もれています。
未整理で写真がまだ埋もれています。
未整理で写真がまだ埋もれています。
未整理で写真がまだ埋もれています。
幼稚園のころ、ヤマハエレクトーン教室に通ったが集中力がなく、一年間で種々の限界に達して終了。
リズム譜の読み方は記憶にあり、小学4年の運動会では鼓笛隊の大太鼓担当となった。予行練習日はかぜで寝込み、大太鼓不在で総仕上げをしていた。
この頃、邦楽では矢沢永吉「イエスマイラブ」、洋楽ではユーリーズミックス「sweet dreams」、ホール&オーツ「man eater」などを兄が聴くステレオから楽しんだ。
クラシックは父のレコード針を折りながら数枚をテープに録音し、四季、くるみ割り人形、ペールギュントはよく聴いた。
中学高校の頃はmotley crueが好きで、ギターをまねした。JWAVEが茨城県北でも(屋上アンテナ設置で)聴けたので、洋楽top100を楽しみに、雑誌FMstationも買っていた。
大学では、解散後のユニコーン、レベッカが好きになり、現役時期を逃して後悔した。
就職後まもなく、職場の先輩から影響を受けてクラシック音楽に興味を持った。特にオペラは海外の劇場で見たいと思い、初めて旅券を申請した。
職場が山梨に変わったのち、しばらくキザイアジョーンズというギタリストに夢中になり、渋谷へ見に行った。
子供たちがピアノを習い始め、現在も続けているのは一人であるが、発表会ごとに聴く側が冷や汗をかくという体験をしている。